| 見えない歯科治療から見える歯科治療へ…。
明眸皓歯※は美人の条件と言われるほど、美しく澄んだ目と白い歯は美人の条件と言われていますが、ただ白ければ良いというわけではありません。患者様の性別、年齢、顔、肌の色、唇や歯茎の色なども参考にして歯(差し歯)の形や白さを決めていかなければなりませんし、最終的な差し歯などの形や白さも非常に大事ですが、同じくらい大事なのは差し歯によって被せてしまえば隠れて見えなくなってしまう所・・・根の治療や虫歯を残さず削る、などの表向きに見えないところの治療が大事であると考えております。
例えば最新の機械を用いて根の長さを正確に測りながら根の治療を進めていき、虫歯を削る際は、例えば黒い虫歯を削っていくとだんだん白い健康な歯が見えてくるのですが、「もうそろそろ歯型を取ったり、何かを詰めても大丈夫だろう・・・」と適当に考えながら進めてはなりません。そんな時に虫歯だけを赤く染め出す薬液をかけると、削って白くなって「大丈夫だろう」と思った歯でも赤く染まることがあります。要は目に見えない細菌感染症の虫歯を取り残して歯形を取ったり詰めたりしようとしていたわけですから、そんな歯にいくら高価なセラミックを被せても意味はありません。被せた中から虫歯が大きくなってしまい、何年か経つと歯茎との境目が黒くなったり差し歯が外れたりします。
セラミックなどの最新の治療を習得することも私達歯科医師いにおいて非常に大切ですが、何よりも、どの教科書を見ても出ているような虫歯検知液を使って歯を削ったり、根の治療なども基本に忠実に丁寧におこなわなければなりません。歯科医療の知識や経験、技術も大事ですが、日々の診療において歯科医師の集中力(根性)も大切であると考えております。(それはスポーツと同じです。)
私達上高井戸歯科医院の先生に限らず、誰でも家族や身内を治療することになれば、持てる力の全てを駆使して治療にあたると思います。しかしながら、普段から家族ではない患者様を治療させていただく時に、持てる力の全てを出し切って治療にあたらないと、いざ家族を治療しようと思っても、実力の70%も発揮出来ないと思うのです。スポーツでも、普段練習を一生懸命しない選手は試合においても良い成績を残せないのと同じ事です。
一人手を抜いて治療してしまえば、それは100人手を抜いて治療したのと同じ事であると考えております。ですから、誰一人手を抜かないで、集中力を維持し、治療に専念し、患者様に喜んでいただきたいと思います。そんな思いから、ついついこれでもかと追求して治療してしまうので、ご予約のお時間が過ぎてしまったりとご迷惑をかけてしまうこともしばしばです。
歯科治療の場合、一度診察台に座ってしまえば、終始『どんな器具を用いてどんな風に削られたか』なんて分からないものです。ですから上高井戸歯科医院では、削らせていただいたところは、鏡やテレビモニターで必ず確認していただきますし、詰めたところ、被せたところも必ず見ていただきます。治療の方法もご説明させていただきます。そんな治療の流れの中で、患者様ご自身も自分がどういう器具で、どういう治療をうけているのか、私達の説明を通して学んで頂きたいと思います。
見えない歯科治療から見える歯科治療への第一歩はこんなところから始まるのではないでしょうか。
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